フィリピンの問題!法制度の問題点、農業、バナナなどフィリピンの問題とは?国際結婚や中国、水や英語などの教育、環境、食や募金など貧困の現状の問題も?問題点をグラフで

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フィリピンは、東南アジアに位置する共和制国家で、

7,000以上の島を領有する島国だが・・・

日本人がまだまだ知らない問題が多い。

 

 

フィリピン海を挟んで日本とパラオ、ルソン海峡を挟んで台湾、

スールー海を挟んでマレーシア、セレベス海を挟んでインドネシア、

南シナ海を挟んで中国・ベトナムと対する。

 

 

フィリピンの経済は、

世界経済の混乱の中で比較的安定を保ってきた。

 

しかし、フィリピンは問題が山積している。

 

フィリピンの問題とは?

法制度の問題点や国際結婚中国との関係

農業や水、教育、環境や食の問題も調べてみた。

 

 

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国際結婚などフィリピンの法制度の問題点とは?教育の問題はどう?

 

フィリピン人と国際結婚する場合、

様々なトラブルを覚悟しなければならない。

 

日本の法律に則って結婚しても、大使館・領事館は

婚約者にビザをなかなか発給しない

 

 

理由は、偽装結婚目的不法残留する者が多いからだ。

結婚してからも、仕送りや家族・親族の生活費等を求められる。

 

また、フィリピンには子どもがいたり、

実は結婚していたというケースも少なくない。

フィリピンは離婚は認めないということを頭に入れて入籍する必要がある。

 

 

フィリピン問題で一番大きな問題は教育である。

 

教育制度については、2012年にアキノ大統領により小学校6年、

中学校4年、高校2年の計12年の義務教育になった。

 

就学率は低く、小学校で約30%の児童がドロップアウト

ハイスクールに進学するのは全体の50%だ。

ドロップアウトの原因は、親の失業等の経済的理由が多い。

 

 

フィリピンの公立学校の授業料は無償だが、

制服代や教科書代は有償で、

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設備投資や特別授業の寄付金の請求もある。

 

フィリピンでは、小学校でも高校でも両親が共働きでないと

昼食時は一旦帰宅する。

 

小学生は、必ず親が送り迎えするので、一日4回往復しなければならない。

かなりの負担である。

 

 

苦労して卒業しても、フィリピンの失業率は30%弱で、

若年層が高く50%を超える。

 

高校、大学を卒業しても就職先がないのが現状だ。

 

 

この高い失業率の原因として、

フィリピン独特の労働法が挙げられる。

 

フィリピンの労働法では、6ヶ月継続して雇用すると

自動的に正社員にしなければならない。

 

正社員は給料が13か月保障され、また

経営者に給料の前借りも要求出来る。

 

これに対して、経営者側は「6ヶ月試用期間ルール」を設け、

ほとんど6ヶ月後の再契約はしない

 

これにより、労働意欲の低下、生産性の低下、

クオリティの低下を招いてしまっている。

 

 

今、フィリピンが抱えている問題で深刻なのは、

英語が出来て意欲的な人は海外に出稼ぎにいく頭脳流出である。

 

外資系企業がフィリピンに進出し、労働法も改善されれば、

この状況は改善されると思う。

 

 

バナナなどフィリピンの農業に関する問題。水など環境に関する問題も

 

バナナがすぐに浮ぶフィリピンの農業は、

今、生産性の低下が著しい。

 

日本では農業、漁業をはじめとする第一次産業の

衰退が危惧されているが、

 

フィリピンもその問題が早くも出ている。

 

 

学歴社会となった今の若者には、日本でもその傾向があるが、

学歴のない人の行うきつい仕事だというイメージがある。

 

フィリピンでも若者に農業に関心を持ってもらおうという

活動がスタートしている。

 

 

しかし、農業が衰退しているのは、

フィリピン人の性格が決定的に影響している。

 

時間のルーズさやお金の約束を守らないこと。

そもそも簡単に人からお金を借り、

それを返さずに自分のものにしてしまう。

 

自然と向き合い、コツコツと毎日労働し、

3か月に一回の収入を計画的に使わなければ

成り立たない農業は、そもそもフィリピン人には向いていない

 

 

フィリピン問題で、水と電気の環境をみると、

下水道が整備されていないことで、

冠水があちこちで起きるし、停電は頻発する。

 

街はゴミのポイ捨てや放尿で、とにかく汚くて臭い

 

慢性的な交通渋滞と排気ガスである。

 

 

これらは、フィリピン問題の現状が、

貧困に起因しているように思う。

 

しかし一方で、高級コンドミニアム

セキュリティ万全のビレッジが各地にあり、

 

ランボルギーニなどの高級外車が街中を

ガンガン走り回っているのもフィリピンの別の一面。

 

 

多くの国がそうであるように、フィリピンも、

貧困というよりも格差が極端に大きいということだ。

 

この国の実際の経済成長率の高さは数字が如実に物語っている。

 

 

フィリピンの問題を考えると、食の問題はどうであろう。

フィリピンをはじめ東南アジアの発展途上国はごはん、お米が主食。

 

フィリピンではお米は比較的安いので、

活力になりおなかも膨らむごはんは貧困層でも欠かせない

 

その分おかずは貧弱で、

中指大ほどの干し魚や1本のウインナーくらい。

 

ほとんどおかずを食べずにたくさんのごはんを摂るので、

子どもでも糖尿病や低血糖症

栄養失調などの健康問題を引き起こす。

 

 

 

 

 

中国とフィリピンの関係。問題は?

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フィリピンの問題で、中国との関係はどうであろう?

 

 

3月9日に行われた記者会見で、ドゥテルテ大統領は中国に対し、

「誰よりも中国を必要としている」と明言。

 

さらには習近平国家主席について

大好き」との発言し、話題となっている。

 

フィリピンにとって、1800億ドル規模インフラ整備構想

中国の支援は必要であるし、

中国の観光客も大きな経済効果をもたらしている。

 

 

フィリピンの将来に期待している中国人が増えていることは、

投資で2015年〜2017年の2年間の間に

20倍に膨れ上がっていることが表している。

 

 

フィリピンを公式訪問した

中国の習近平(シーチンピン)国家主席が20日、

 

首都マニラでドゥテルテ大統領と会談し、

石油とガスの探査で協力することで仮合意した。

 

フィリピン国民は、

南シナ海での領有権拡大を図る中国に反発を強めている。

 

 

今後アメリカとの軍事協定には協力しないと、

フィリピン大統領は言っている。

 

不仲の原因の南シナ海の領有権問題については

表立った議論はなかった。

 

 

その一方で中国は、ドゥテルテ大統領が

尽力している薬物中毒者の更生施設

90億ドル(約9330億円)の融資を約束した。

 

さらに鉄道や道路、港湾建設などインフラ整備

積極的に参加すると、覚書を交わした。

 

 

経済支援の規模は、民間の投資も含めると、

総額135億ドル(約1兆4,000億円)にもなる見通し。

 

ドゥテルテ大統領によるフィリピンの方針転換によって、

中国の覇権を懸念し、この判決を守るように中国に呼びかけ、

フィリピンを支えてきた日米は今後、難しい対応を迫られそうだ。

 

 

このように、問題山積で、貧困といわれるフィリピンであるが、

フィリピンの気候の心地良さと、

 

南国特有のゆったりとした人々と笑顔に囲まれ、

日本にいた時よりもストレスなく楽しく暮らしている。

 

 

フィリピン人は貧しいのに日本人よりも

楽しそうなのは彼らの文化を示す4つの「F」

 

ファミリー(家族)

フェイス(面子)

フェイス(信仰)

フェスタ(祭り、祝い事)

 

家族や仲間で支え合う、信じる、

そして今という時を思いっきり楽しむ。

 

 

日本人は、面子を過剰に気にしながらストレスをためる一方で、

家族以外の面子、信仰、祭り・祝い事の

3つのFをほとんどなくしてしまった

 

これが、日本の自殺率の高さの原因のひとつに

なっていると思えてならない。

 

 

「ポストカードの裏と表」とは薫さんがよく使っていたフレーズ。

人は誰も、苦難を経験した分だけ幸せを手にできるということ、

苦労と良いこと面積は同じ、ポストカードの裏と表のように。

 

また苦しさや辛さは人の痛みを知ることであり、

人間的に大きく成長できるチャンスでもある。

苦しさや辛さは、次の幸せのための準備

 

 

人間の運気の流れにもサイクルがある。

 

同じ人が常に絶好調ということもないし、

良い時があれば悪い時もあるのが普通。

 

受け止め方はそれぞれだが、

そんな時どう考えるかによって

その後の飛躍の度合いが大きく変わる。

 

困難な時ほど強い決意を持って生きれば、

困難がむしろ次への大きなステップになるだから

 

 

俺は困難な出来事に出会っても、

感謝をすることをフィリピン人の彼らから学んだ。

 

 

まとめ…貧困の現状のグラフや英語、募金の問題点もサイトでチェック

 

貧困だけのイメージのフィリピン、

そんな日本人がほとんどではないだろうか?

 

物理的で、表面的だけで物事を判断、

評価してはいけないとフィリピンは教えてくれる。

 

しかしながら、フィリピンの子供たちが

将来に希望が持てる社会になるよう願わずにいられない。

 

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