フィリピン人の言葉をご存じだろうか?
標準のタガログ語以外にイロカノ語など、
200にも迫る言語や方言の種類がある。
地域によって言葉や文化まで違うのがとても興味深い。
フィリピンの言葉(フィリピノ語/フィリピン語)を翻訳するには?そもそも何語?言語の種類と数を知りたい!国の政策と使う人の割合は?
フィリピンの言葉の種類は大きく分けて、
公用語である英語とタガログ語に分かれる。
フィリピン語の数はたくさんあり、タガログ語やセブノア語、
イロカノ語など、方言が加われば200にも迫る言語の種類。
フィリピン語を翻訳したい場合には、
Google翻訳アプリ(フィリピン語の翻訳サイト)がおすすめ。
簡単に翻訳できるのがうれしい。下記にURLを貼っておく。
フィリピンには約7000もの島があり、言語がそれぞれの地域で
枝分かれするように発達していった。
フィリピン人はどうして英語を話せるのだろうか?
フィリピンの言葉の歴史はアメリカの植民地時代まで遡る。
【植民地時代のアメリカは、フィリピン人が話す言葉を統一させて
コミュニケーションを円滑にするために英語を徹底的に教えていた。】
フィリピンの言語で挨拶をする場合は、
「Magandang arawマガンダン アラウ/こんにちは」、
「Magandang umaga マガンダン ウマーガ/おはよう」、
「Magandang gabiマガンダン ガビ/こんばんは」などが使える。
フィリピン語を使う人の割合を見てみると、
1位がセブノア語、2位がタガログ語、3位がイロカノ語となっている。
【2013年にフィリピンの言語政策で、新規一般教育カリキュラムから
フィリピン語と文学を必須科目から外そうとする動きがあった。】
フィリピンの言葉(言語)の基礎。タガログ語で「こんにちは」と挨拶・・・「ありがとう」「愛してる」は?
フィリピンの言葉の基礎を紹介する。
「Magandang arawマガンダン アラウ」、
「Magandan tanghaliマガンダン タンハーリ」、
「Magandang haponマガンダン ハーポン」(タガログ語でこんにちは)
マガンダンの後に続く言葉は時間帯を意味している。
アラウは朝から夕方にかけて、タンハーリは正午、
ハーポンは夕方に使える。
「Salamatサラーマット」(タガログ語でありがとう)
「Maraming salamatマラーミング サラーマット」
(タガログ語で本当にありがとう)
最後に「po」を付け加えることで丁寧語になる。
「Mahal kitaマハル キタ」(タガログ語で愛してる)
一番よく使われるのがこれ。
他には「Iniibig kitaイニヒビッグ キタ」などがある。
【フィリピンの言語文学は16世紀半ばに始まるスペイン統治以前は、
口承文芸が主流で英雄物語や神話などが語り継がれていた。】
最近、日本人留学生に人気が出てきているフィリピン言語留学。
正直言うと、とにかく英語をみっちりと教え込まれる。
スパルタ式なので覚悟はしておいた方がいい。
ハズレの学校もあるので、学校選びは慎重に。
フィリピン 言葉まとめ
フィリピンの言葉は、
時代の背景や地域の人たちによって作られてきた。
母国語には英語とフィリピン語(タガログ語)があるが、
言語の種類の多さには本当に驚く。
フィリピン人は英語が話せるので、
日本人でも英語が話せれば会話できるので助かる。
フィリピン語を学ぶにしても、幸いミャンマー語やタイ語、
インドのヒンドゥー語などと異なりアルファベットで表記されるので、
発音はそれほど難しくない。
骨太といわれながらも、意外と日本人でも独学で
マスターする人がいるのはそのせいもある。