振込方法は銀行振り込みがほとんどです。
その銀行振り込みのやり方は、大きく分けて4つあります。
銀行振り込みとは、相手の指定した銀行口座に入金する事を言います。
自分の銀行口座からお金を
移動させるか、
手持ちの現金を相手の口座に振り込むことが出来ます。
今回は
自分の口座から自分の口座へ違う銀行のときに
することについて紹介します。
銀行での振り込みの方法
銀行振込のやり方には4つの方法があります。
ここではそのやり方について紹介します。
1.インターネットバンキング
一般的な振込方法がネットバンキングです。
実際に銀行に行く手間もかからないので手軽です。
ネットバンキングを使って振り込むには
利用設定をする必要があります。
そのやり方は以下の通りです。
①自分の銀行のウェブサイト、またはアプリを開く
②設定したパスワードや店番号、口座番号などを入力してログイン
③マイページから「振込・振替」ボタンをクリック
④振込先金融機関を選択
⑤相手の口座番号や支店名、振込金額などの情報を入力
⑥自分の名義や電話番号を確認
⑦内容に問題がなければ、振込用のパスワードを入力して実行する
以上で振込完了です。
ネットバンキングからの振込では、
指定金額は自分の口座から直接引き落とされる
形で相手に入金されます。
2.銀行ATM
銀行ATMからも振り込みが出来ます。
ATMの指示に従って情報を入力すだけで手続きが行えます。
相手の銀行名や口座番号などの情報が
必要なので
手元に持っておきましょう。
ATMからの振込では、
自分の口座から引き落とし、
または現金からの振込が出来ます。
銀行口座を持っていない人でも
ATMで振り込むことが出来るので便利です。
3.コンビニATM
コンビニに設置されている
ATMでも銀行と同じように振り込みを
行うことが出来ます。
ただし、コンビニATMで
は現金で振込が出来ないという事が多いです。
コンビニATMから振り込みを行う場合は、
自分のキャッシュカードを用意しておきましょう。
4.銀行窓口
窓口は営業時間がATMに比べると短く、
また振込手数料も高めに設定されています。
特別な指示やサポートが必要な場合は、
おススメです。
窓口では、
現金払いや自分の口座からの振り込みが可能です。
自分の口座からの振込の場合は、
通帳と届け印が必要です。
また10万円を超える高額な振込の時は
身分証明の提示を求められることがあります。
振込のやり方について
振込をする時には、
自分の口座から自分の口座へ送金したり、
自分の口座へ振込、
他人名義で振り込んだりと
様々なケースがあります。
ここではそのやり方について紹介します。
1.自分の口座から自分の口座に送金
例えば、自分のA銀行に大金が入っていて、
違う銀行の自分の口座に振込や送金する場合は、
入金したい金額を引き出し
別の自分の銀行口座に
現金で振り込むと手数料がかかりません。
しかし大金になると盗難などの
被害に遭うリスクがあります。
安全面を考えると手数料はかかりますが
窓口で振り込み手続きするのが
おススメです。
2.他人名義で振り込み
他人名義とは振込名義人以外のことで、
一般的には家族などが多いです。
この他人名義で振り込む場合は、
窓口で行います。
現金10万円以上の振込の時には
以下の書類が必要です。
・名義人自身の本人確認書類
・実際に来店される方の本人確認書類
この書類を窓口に提出し、
確認できれば振込手続きが出来ます。
※ATMでは現金10万円以上の振込をすることは出来ません。
これは「振り込め詐欺」の抑止のためです。
3.税金の振込
税金の振込で一般的なのが
「自動車税」
の納付です。
納付はコンビニや
金融機関の窓口で納付するのが
一般的です。
しかしATMやネットバンキングからも納付が出来ます。
そのやり方を紹介します。
<ペイジーの利用>
ペイジーを使えば金融機関の窓口に行く必要はありません。
パソコンやスマホでいつでもどこでも
支払うことが出来ます。
①ペイジーとは・・
ネットバンキングやATMを使って
税金や料金を支払うことが出来るサービスです。
普段使っている金融機関のネットバンキングや
ATMから手数料無料で
場所を選ばず簡単に納付できます。
②やり方
・自宅にとどいた納付書に「ペイジーマーク」が入っているか確認
(入っていれば利用可能です)
・ネットバンキングやATMで「ペイジー」
または「税金・各種料金払込」などを選択し、
納付書の番号を
入力すれば支払うことが出来ます。
これで税金の振込が完了です。
※車検用の納税証明書は、2015年4月より提示が省略できるようになりました。
振込の手数料について
振込手数料は金額や振り込む場所によって違います。
ここでは振込手数料について紹介します。
1.同じ銀行間の振込
夫婦間のお金のやり取りや
親に振込まれた児童手当などを
子供名義の口座へ移すケースがあります。
以下の銀行5社において、
ATMを使って同じ銀行に振り込みをした場合の
手数料について、
キャッシュカードを使った場合、
現金を使った場合、
それぞれを紹介します。
ATMで現金振込 |
ATMでカード振込 |
ネットバンキングで振込 |
|
三菱UFJ銀行 |
・3万円未満:216円
・3万円以上:432円 |
・同じ本支店:無料
・違う本支店:108円 |
無料 |
三井住友銀行 |
・3万円未満:216円
・3万円以上:432円 |
・同じ本支店:無料
・違う本支店:108円 |
無料 |
みずほ銀行 |
・3万円未満:108円
・3万円以上:324円 |
・同じ本支店:無料
・違う本支店 3万円未満:108円 3万円以上:216円 |
・同じ本支店:無料
・違う本支店 3万円未満:108円 3万円以上:216円 |
りそな銀行 |
324円 | ・同じ本支店:無料
・違う本支店:108円 |
無料 |
ゆうちょ銀行 |
通常振込
・5万円未満:150円 ・5万円以上:360円 電信払い ・5万円未満:216円 ・5万円以上:756円 |
・月1回以上まで無料
・月4回以上:123円 |
・月5回以上まで無料
・月6回以上:113円 |
※他の金融機関は限度額は3万円ですが、
ゆうちょ銀行の振込限度額は、5万円です。
振込むときには注意しましょう。
2.手数料が安くなるのはどんな時?
お金を振り込むたびに「振込手数料」が掛かります。
1回数百円ですが、
積もり積もれば大きな金額に
なります。
しかし手数料は工夫次第では
安く出来たりします。
ここでは手数料をうまく節約する方法を紹介します。
1.ネットバンキングからの振込
同じ金額を同じ振込先に振込むとしても
振込方法が違うだけで手数料が変わってきます。
手数料が安い順は以下の通りです。
①ネットバンキング
②ATM
③窓口
この様な順で、
最も手数料が高いのは窓口です。
またATMで振り込むときは、
現金にょりキャッシュカードのほうが
手数料は安くなります。
一度自分の口座に入金して
キャッシュカードで振り込むと良いでしょう。
手数料が安くなる振込先は
①同じ銀行の同じ支店
②同じ銀行の別の支店
③他行
の順になります。
振込先の銀行が複数指定されている時には、
自分が口座を持っている銀行を選びましょう。
3.3万円未満の振込
多くの銀行では振込金額が3万円を超えると
手数料がかかります。
それ未満だと安くなります。
この様な振込手数料の特徴を知っておくと、
手数料を抑えることが出来ます。
自分の口座からのやり方のポイント
今回は振込方法や手数料について紹介しました。
振込方法は先程紹介したように4種類あります。
また振り込みのやり方は、
他人名義で振り込んだりと様々なケースがあります。
そこで自分の口座から自分の口座に送金など
3種類を参考にして下さい。
この記事でのポイントは
「振込手数料が安くなるのはどんな時?」です。
同じ金額を同じ振込先に振込むとしても
振込方法が違うだけで手数料が変わってきます。
なので振込手数料の特徴を知っておくと、
手数料を節約できるので試してみて下さい。