公務員試験や転職。面接練習に励む人がいる一方で、
「練習なんてしないほうがいい」と開き直り
あえて面接練習しないで本番に臨む人も。
個人のコミュニケーション能力や度胸によっても
変わってくるので、どちらがよいとは言えないが・・・
改まった面接が非日常であることを考えると、
ほとんどの人にとって事前練習と準備が必須だと感じる。
この記事では、
そもそもなぜ面接練習が意味ないと考えるのか、
必要だと考えた場合の一人での練習方法、
現場での好印象の話し方
などを語る。
公務員試験や転職をする人に増えている「面接の練習をしない」人
そもそも、教育課程において人前でディベートや
ディスカッションをする機会に恵まれていない日本人。
先生や他の学生の前で面接練習をさせられるのが
とにかく苦手で、大嫌いという人は少なくない。
苦手意識ばかりが先立ち、緊張して思ったことが言えないから
全く練習にならない、意味がないと考える人がいる。
一方で、パシフィコ横浜で著者の中谷彰宏さん本人から
直接聞いたように(笑)日本人学生の3人に2人が読むという
面接のバイブル「面接の達人」(メンタツ)。
この本は当然、会社の人事の人達も熟知している。
「その通りに話しても、かえって面白味のない
マニュアル人間だと思われかねない」・・・これも
面接練習不要論者の主張だ。
思うに、練習の場面で緊張するのは本番と同じ状況。
この緊張感こそがシミュレーションになるので
無駄ではない。
またメンタツにしても面接に臨む姿勢やポイントを学べば
本番で外すことがない。本から学んで練習をしておけば
当日の緊張も和らぐだろう。
面接は練習しないのが正解?それとも一人で行うべき?
相手が笑みを出した時は、あなたも微笑みを返すこと。
雑談などの笑い話には、いつもと全く同じように笑う。
大爆笑でも構わない。
面接には現場の担当がいることも多い。
入社後に一緒に仕事をするあなたの人となりを
見たがっているから、気さくなキャラを
アピールできるのはプラスになる。
面接で好印象の話し方は「ゆっくり」。普通に話すのはNG?
話す姿勢
視線をそらすときは下ではなく、相手の肩越しに向こうを見る。
自己紹介
メンタツでも必須とされる自己紹介。
ここで大切なのは、課題である短所を自ら言うこと。
しかしそれだけではマイナスのアピールにしかならないので、
それを補って余りあるほどの長所を強調すること。
俺もよく伝えていた。
「要領が悪く人より覚えるのに時間がかかりますが、
マスターした後は、他の誰よりも正確に
スピーディにこなします」
志望動機
学ばせてもらうことと、自分が貢献できることを
はっきり伝える。
「3年後に独立するので、IT
特にアプリケーションのイロハを勉強させてもらいたい」
俺が縦川さんにはっきり伝えて入社したのが
2001年のこと。独立まで3年半かかり、
しかもITの分野ではなかったが(笑)。
marisolが面白かったのは、「私は、ダメだった人間を育てて
成功させるという喜びと快感を、あなたに与えることができる」
と伝えていたこと(笑)。
官僚主義や大企業病で、今までの組織が
うまくいかなくなってきていることを
今さらながら気づいてきている。
社内に面白い人材を入れることで
イノベーションが必要だと感じる面接担当者達。
今までにないこうしたユニークな話し方をする人に
これからますます好意的になるだろう。
向かう方向
今後目指している方向性を明確に語る。
企業寿命が平均10年を切っている日本の会社。昔のように
同じ会社で一生を終えることがないのは面接官も知っている。
あなたが入社し、そこで何を学び、それから
どうしていきたいのかにやはり関心があるものだ。
いろいろ語ったが、ポイントは2つ。
一つは、なぜその会社なのかはっきりさせること。
だから、当然書類を何百社に送りつける必要もない。
むしろ本当に魅力を感じて入りたい数社に絞り、
そこに入りたいという情熱を強く持っていること。
そしてもう一つは、ディレクティブアファーメーション
(指示的肯定)を実行すること。
その会社にすでに入社し、スーツを着て真新しいデスクで
PCを叩いている姿を、ありありとリアルに視覚化しながら
「おかげで●●社に入社できました。
ありがとうございます」
そう毎日、可能なら起床直後と
寝入る直前に声に出して言うこと。
これをスピリチュアルなどと片づけるのなら、
あなたは素直ではないか、潜在意識が科学的に
どれだけ証明されているかを知らなすぎる。
このアファーメーションは面接に限らず、俺自身も
今でも実践して願望を現実にできることを実証済み。
うまく活用してほしい。
まとめ。面接練習や準備してない就活って大丈夫?
面接に練習が必要か否か、
またその具体的な方法やコツについて語ってきた。
オンライン講座のために俺が
うまくいく面接の話し方を学んだのは、
このフィリピンに移住してきてからだった。
俺自身は独立し、転職の面接など不要なのに(笑)。
やはり就活に準備なしで臨むのは、かなりリスクがある行動。
会社では人財に少なくないコストを投資するので、
プロの面接官も妥協なく臨んでくるからだ。
marisolは、マニラのマカティにある観光会社の
インタビュー(面接)を控えていた。
レガスピのスタバで、まるで中谷さんよろしく(笑)
彼女の模擬面接の相手をしたことがある。
面接に向けた彼女の話し方を見て、
「この人は絶対に通る」と確信した。
面接の話し方を真剣に学ぼうとするあなたに、
彼女を見て気づいたこと、
そして面接で落ちたことのない(笑)
俺自身の経験をシェアしてみた。
もしこれで通らなければ、
その会社には縁がないし(笑)、
そもそもあなたが就職に向いていない人。
スモールビジネスで起業することを考えてほしい。
このブログでもそうした記事を書いている。