地方移住がブームになるにつれ、田舎での就職も同時に熱い視線を浴びている。
現在はインターネットの普及と共に、クラウドソーシングを利用した
フリーランスとしての働き方もある。田舎のメリットを活かした働き方も紹介する。
田舎で就職できるのは勝ち組?そのメリット
就職先を都会ではなく田舎にすることで様々なメリットがある。
例えば、朝の満員電車や道路の渋滞、街中の人混みなどといった、
慌ただしい生活から逃れることができる。
また、都会と比べて家賃が安いのも助かる。
一方で、デメリットもある。
就職先を田舎で見つける場合、例えば群馬でも、
田舎そのものの榛名湖近辺に住むのと
地方都市である高崎市に住むのでは全く違う。
何より違ってくるのは当然、就職の状況。
高崎市内ならそれなりに会社もあり、就職口も見つけやすいが
群馬の山奥ではさすがに仕事は見つからない。
また、田舎では東京に比べると当然収入も少なくなる。
賢い人の場合、このような事前情報をあらかじめ仕入れている。
田舎だけの収入に頼らず、
オンラインでの収入を得られるようにしておく工夫も大事。
いきなりすぐ田舎に移住するのではなく、
果たしてずっとそこで暮らせるかどうかしっかりと見極める必要もある。
田舎では地域のコミュニケーションが密接なので、
都会に慣れていると煩わしさを感じたりするなど
自分が思っていたような生活ができない場合もある。
そうならないためにも、ネットのつながらないような
ド田舎に住んでしまわないように就職前にしっかりと下見をすることが大事。
田舎で就職したいが、新卒の就職先がない・・・役に立つ支援や資格は?
田舎は就職先がない、田舎では就職できない、
田舎で就職はコネなしだと厳しい、などとよく耳にする。
田舎で就職をする場合、メジャーなのは公務員だ。
ここ数年、中途採用市場での求人が増加している。
理系の就職先として、田舎ではもの作り系の技術職が多い。
とは言っても、開発とは名ばかりのいわば工場などで働く肉体労働だ。
田舎は都会と比べると立地が良いので、工場が数多く作られるからだ。
田舎で就職するに当たり、役に立つ支援や資格を紹介する。
ネットで検索すると、地域によって様々な支援制度を見ることができる。
佐賀県の場合だと佐賀県のしごと相談室というのがある。
【佐賀県のしごと相談室では技術や専門性のある高齢者を
県内企業に就職支援を行ったりしている。】
田舎の環境を活かしたスキューバダイビングのインストラクターの資格や、
森林インストラクター、ライフセイバーなどの資格を持っていると役に立つ。
看護士や薬剤師、ケアマネジャーなどの資格も持っているといいだろう。
特に薬剤師やケアマネジャーの求人はとても多い。
田舎で就職して後悔・・・デメリットとは?
田舎での就職について2chを参考に見てみると、
後悔する理由として給料が少ないことを挙げている。
デメリットの意見や情報が数多くあり、
休みの日でも遊びに行く場所が無くて退屈でつまらないという意見もある。
就職して働き続けても、なかなか給料が上がりづらいなどというデメリットもある。
仕事を一生懸命こなしてたくさんのお金を稼ぎたい
という人にとっては向いていない。
特に若い人の場合は遊ぶ場所が少ないと、
刺激が少なくてつまらなくて毎日が飽きてしまうだろう。
もちろん、山や海などの自然を満喫することは十分にできるのだが。
バスや電車などの利便性の悪さもデメリットだ。
都会みたいに一時間に何本も電車は来ないし、バスも一日に二本だけということも。
まとめ
田舎と都会では就職のしやすさや、向いている職種などが異なってくる。
田舎と都会のそれぞれにメリットとデメリットが存在しており、
それらをきちんと理解しておくことが肝心だ。
そのためには、何も考えずにいきなり田舎に飛び込んでしまうのではなく、
事前の調査や下準備がとても重要になる。
2chなどでは田舎での就職について、他の人の意見を参考にすることができるが、
同時に自分の目で実際に確かめることも大切だ。
また、田舎で就職しても安心していられるためにも、
インターネットでブログやメール配信を運営するなど、
安定した月々の副収入を得ておくことも田舎で働く上ではとても重要になる。
オンラインで収入を得られるようにしておくことの重要性は、
田舎での暮らしだけではなく海外移住でも同じことが言える。
