ドライソケットの判断は、
抜歯窩が大きく開いていると見た目でわかるのです。
ドライソケットは、
骨が露出しているので白く見えます。
どんな痛みかというと、
ズキズキとした激しい痛みが特徴です。
では、ドライソケットとはどのような特徴や症状があるのでしょうか。
また、どのような治療法があるのか
気になる人も多いと思います。
そこで今回は
・ドライソケットの原因や症状
・ドライソケットの症状。どんな痛み?
・ドライソケットの治療法
・抜歯の体験談
・よくある質問。ドライソケットは、縫合してもなる?いつから心配ない?親知らずを抜く判断基準は?
・ドライソケット、親知らず、虫歯
について紹介します。
ドライソケットの原因や症状
そもそもドライソケットとは、
どのような症状なのでしょうか。
ここでは、原因や症状について紹介します。
1.ドライソケットとは
虫歯や親知らずの治療で抜歯した後に、
穴が塞がらず骨が露出してしまう状態を言います。
穴から白い骨が見えるので見た目でわかるのです。
ドライソケットを発症すると、
いつまでも穴が塞がらないので
痛みが長引いてしまいます。
場合によっては痛みが強くなり、
日常生活に影響が出ることもあります。
2.ドライソケットの原因
ドライソケットは、何らかの原因で
血餅が作られないことや
骨に細菌感染が起きている事によって
発症します。
※血餅とは、血液が凝固したもの
①抜歯後の発症
虫歯や親知らずで抜歯した後に、
必要以上にうがいをすると、
血が固まらず流れてしまうので、
ドライソケットになりやすいです。
②抜歯部分に触れる
抜歯した部分は違和感があるので、
つい触ってしまいたくなります。
違和感があるからといって
何度も触れてしまうと、
血餅が出来る前に
剥がれてしまう可能性があります。
③血行促進
アルコールの接種や
長風呂などで血行促進されると、
血液はなかなか固まりません。
逆にタバコを吸うと血流が悪化し、
血餅を作るのに
十分な血が出ないことがあります。
ドライソケットの症状。どんな痛み?
ドライソケットの症状は主に4つあります。
1.ドライソケットの症状
・抜歯後2~3日で痛みが出る
・ズキズキと激しい痛みが特徴
・痛みが何日も長引いて弱くならない(2週間以上の痛み)
・特に飲食時の刺激で痛む
・抜歯した穴から臭いがする
これらの症状には個人差があります。
2.ドライソケットになる確率
ドライソケットが発症する確率は
「2~4%」
と言われています。
上記の症状が出ていても
ドライソケットでないこともあります。
ドライソケットの治療法
ここでは、ドライソケットの治療法を紹介します。
1.治療法
治療は歯医者で行います。
①鎮痛剤と抗生物質を服用
痛みが出たら服用します。
鎮痛剤の効果は数時間しかありません。
また、抗生物質も服用します。
効きにくい時は、
治療してもらった
歯医者に相談しましょう。
②食塩水で洗浄後、薬を詰める
抜歯した部分をキレイに洗浄し、
ガーゼに抗生物質を塗布したものや
抗生物質の軟膏を詰めます。
この治療は、
数回通院する必要があります。
③麻酔をしてもう一度出血させる
ドライソケットの主な原因は、
血餅が作られないことなので、
もう一度出血させて
血餅を作る治療をします。
麻酔をした後に傷口を引っ搔いて
出血させます。
炎症が起きていると
麻酔が聞きにくい場合が有るので
注意しましょう。
2.治療期間
ドライソケット発症後、
痛みが約2週間程度続きます。
その後、1週間~2週間程度で
痛みが引いてきます。
なので、
発症してから完治するまで
約1か月かかります。
いつ治るかは、個人差があります。
3.自然治癒
ドライソケットは放置しても自然治癒で治ります。
通常、放置していても
1か月程度で改善し、
自然治癒が始まります。
※強いうがいや歯磨き、
飲酒や喫煙など続くと状態が改善されず、
数か月ドライソケットが続く場合があります。
抜歯の体験談
ドライソケットは主に抜歯した時に発症します。
ここでは、実際に抜歯した人の体験談を紹介します。
①親知らずが生えてきて、痛みが出てきたので
歯科医で診察してもらい抜歯をした。
麻酔をしても抜歯はかなり痛かった。
②虫歯がひどく抜歯を勧められ、
かなりの激痛があった。
その後、
痛みが引かないので
再度受診したら
ドライソケットになっていた。
完治するまで
痛み止めで対応した。
③親知らずで抜歯をした。
激痛だけでなく歯ぐきの腫れも出てきた。
歯医者で受診すると
細菌感染だと診断された。
その間の激痛は耐えられらかった。
抜歯した後はかなり痛いようです。
痛みも1週間~2週間続き、
腫れることもあるようです。
激痛がある時は、
早めに歯科医で受診しましょう。
よくある質問。ドライソケットは、縫合してもなる?いつから心配ない?親知らずを抜く判断基準は?
ここでは「ヤフー知恵袋」より、よくある質問を紹介します。
①ドライソケットは、縫合してもなる?
【回答】
結論から言うと、
縫ってもなるということです。
縫合は、歯ぐきにメスをいれたら必ず行います。
なのでドライソケットになる可能性はあります。
縫合後、強いうがいや喫煙などで
縫合部分が取れてしまい、
骨が露出した状態となります。
②ドライソケットは、いつから心配ない?
【回答】
ドライソケットは、
抜歯後6日以降は、
ほぼ起こりません。
1週間後に行う抜糸のタイミングまでに
激痛が起こらなければ
心配ないようです。
③親知らずを抜く判断基準は?
【回答】
親知らずを抜くか抜かないか?の判断基準は
・親知らずが歯の機能をしているか
・歯磨きがきちんと行える場所か
などはのトラブルが起こった時、
歯科医が判断します。
歯科医の判断材料として、
レントゲンで画像や写真を見て
判断することが多いです。
ドライソケット、親知らず、虫歯
ドライソケットは、
親知らずや虫歯で抜歯した時に白い骨が見えるので、
見た目でわかるのです。
原因や症状は、
先程紹介しているので
参考にしてみて下さい。
また治療法も紹介しているので、
こちらも参考にしてみて下さい。
親知らずや虫歯で
抜歯した時には、
ドライソケットになりやすいので
注意しましょう。
今回は、ドライソケットについて紹介しました。